むちうちが自然に治る事はあるの?
交通事故に遭い、首を痛めてしまった。
いわゆるむちうちと呼ばれる状態ですが、受傷直後や当日は平気でも、数日後から痛みが気になり出してくるなど
症状が後になって出てくる、それが中々抜けきらないという症状を良く聞きます。
整形外科・整骨院に通って治療を続けているが、そもそも通う為に時間を作って向かうのが億劫であるという意見も聞きます。
そうなると気になるのが、「放っておいて自然に治るんじゃないの?」という意見も少なからず耳にした事があると思います。
果たしてどの処置の仕方が正しいのか解説したいと思います。
むちうちが自然に治るかどうか
実際にむちうちになり自然に治り、これぐらいなら放っておけばいいやと言って、
症状が完治した人はごく少数であると言えます。
『怪我なんて時間が経てば収まるだろう』と放置し、症状が増悪。もしくはそのままという方が多いです。
仮に良くなっても、症状が少し残ったりガマンして生活をする人というのが殆どです。
痛みが無くなって完治。ではなく元々は出ていない不調や動かし辛さを除去出来て初めて完治を言えるのです。
むちうちを治す為には
上記の通り、むちうちが自然経過により完治する事は難しいです。
重症の人はさることながら軽症の方でも症状に悩まされている方も少なくありません。
交通事故後に受けられる補償というのも期間が決まっているものではあるので
たとえ軽症でも、補償期間内であるならば続けて治療を受けておく事をオススメします。
そうすることで後になって、「治療を受けておけば良かった」「通院期間をもう少し長くしたい」と悩まずとも早期にむちうちの回復を図る事が出来ます。