軽いむちうちの治し方ってあるの?
軽いむちうちであれば湿布で患部を冷やしたり、安静にすることで治るケースもあります。しかし、痛みが大したことがないからといって軽いむちうちとすぐに判断してしまうのは危険です。
むちうちの場合、衝撃を受けた後にしっかりと治療をしないと、痛みがなかなかひかなかったり、首の動かしにくさが残ったりと、いつまでも症状が残ってしまいます。
むちうちとは?
むちうちとは外部からの衝撃により、首がムチの様にしなることからそう呼ばれています。交通事故での追突やスポーツ中の接触などが原因のほとんどです。
むちうちは、外傷性頸部症候群と呼ばれ筋肉、血管、神経、靭帯などの組織の損傷の総称です。どの組織が損傷を受けているかによって、処置も変わってきます。首には、大切な組織が集中しているため、様々な症状が予測されます。
神経の中でも自律神経が損傷されると、吐き気や肩凝り、耳鳴り、頭痛といった症状が出ます。運動神経の場合には、手の痺れなどが出ます。首の骨の中心にある神経そのものが損傷を受けると麻痺が残ることもあります。神経や靭帯へのダメージが大きい場合は、首を安静にするために固定が必要になります。
むちうちかな?と思ったら
まずは、出来る限り早く医療機関を受診して下さい。後々、悪化してしまうケースもあるため、ご自身で判断することは辞めましょう。痛めてから数日よりも1週間以上経過してから痛みやその他の不調が出てくるケースも多いです。
受診が出来ない事情がある場合は、痛めてから1〜3日は、痛みがあるところを冷やした方がいいです。これは首の炎症が広がらない様に抑えるためです。だんだんと痛みが引いてきたら、患部を温めて血流をよくします。痛めたばかりのタイミングで温めたり、マッサージをしてしまうと症状が悪化してしまうことがあるので要注意です。
逆に冷やしすぎも筋肉が緊張しすぎて悪化する場合もあります。むちうちは専門医の診断のうえ、適切な治療が必要です。大したことがないと考えるのは禁物です。自宅でのケアについてもご自身では判断せず、専門医の指示を仰ぎましょう。
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