捻挫
- 運動をしていて足首を捻(ひね)ってしまった
- 普段何もない平坦な道で足を挫(くじ)いてしまう
- くり返し同じ場所を痛めてしまう事が多い
- 力を入れようとすると特に痛む
骨折・脱臼よりも整骨院や接骨院で治療にくる人数で圧倒的なのが『捻挫』。
運動をしている人は必ずと言っていいほど起こしますし、日常生活を送っているだけでもなります。
恵和整骨院ならではの治療
受傷直後
受傷直後は炎症症状が出ている場合があります。
当院ではまずは辛さを抑える為に、アイシングをしながら電気療法にて辛さの管理、損傷した組織の修復を早める事が出来ます。
恵和整骨院では捻挫に対して、固定を推奨させて頂いております。
固定をする事で日常生活の中で動いてしまう様な関節でも安静を図れます。
そうすることで固定をしないで過ごした場合と、固定をした場合とで患部の修復に差が出て早期に回復を促す事が出来ます。
炎症期が過ぎた後
捻挫をしたその後、なぜ捻挫をしてしまったのかを考え、再発防止に努められる様にリハビリを行っていきます。
体の歪みにより、捻挫を起こしやすくなっている箇所がある場合には歪みを取る為に整体をお勧めします。
また、痛めた箇所に関しては痛みが引いて完治とはせず、繰り返し捻挫をしない為のトレーニングなどのリハビリまでを治療とし、再発防止を目指します。
捻挫の方へオススメの施術メニュー
急性期が抜け、可動域の確保をするために整体を行う事で、より早く捻挫をする前の状態に戻す事が出来ます。
整体20 | 3,800円 |
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捻挫とは
捻挫が起きる場所としては関節です。
関節を構成する骨と骨の間には支持組織と呼ばれるものに連結されています。
支持組織の中には、関節を包む関節包と呼ばれる袋状のものと、靱帯と呼ばれる繊維状のものが支えて関節になります。
支持組織や骨同士の形などで関節可動域(動かせる範囲)は決まっています。
その中でも靱帯が伸びたり縮んだりをする事で安定性を保っています。
強い力が加わり、支持組織は損傷し、捻挫となる
そこに強い外からの力が加わる事で関節可動域を超えた運動が起こってしまいます。
そうなると関節包や靱帯などの支持組織は損傷してしまいます。
この状態の事を捻挫といいます。
この際、痛んだ組織は自己を修復しようとして熱を持ったり(熱感)、腫れる(腫脹)、赤くなる(発赤)を起こします。
そうなると強い痛み(疼痛)、関節そのものを動かせなくなったり(機能障害)します。
外からの力が捻挫よりも強いものが加わると、骨同士の位置がズレる事があります。
ここまでいくと脱臼というものになり捻挫とはまた違った症状になってしまいます。
捻挫は繰り返し起こしやすい
捻挫は、くり返し起こすケースが多いです。一度捻挫を起こしてしまった関節は靱帯が伸びてしまう場合があります。捻挫をして痛みが引くまでは安静。『痛みが引いて、完治した!!』という認識で運動を再開、固定を除去してしまう、という方が多いかと思います。
しかし固定期間が短かったり、治療を行わず、そのままにしてしまうと、靱帯自体が伸びてしまっているので捻挫を繰り返し起こしてしまいます。
動きの大きい関節は急激な動きでも関節可動域の中で済むケースが多いですが、足・骨盤・手首・指などの元々の動きが狭い方向がある関節の靱帯は伸ばされやすく、捻挫を引き起こしやすくなってしまいます。
捻挫を起こしやすい箇所
捻挫を起こし易い箇所として肘の捻挫で多い内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)や足首の捻挫で痛めやすい前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)、ギックリ腰の原因のほとんどである骨盤の仙腸関節の靱帯の捻挫などが挙げられます。
自分でできる捻挫の処置(RICE処置)
新鮮例(捻挫を起こしてしまってすぐの状態)では、RICE処置と言われる応急処置を行ってください。
RICE処置
- R(Rest):安静
- I(Icing):冷却
- C(Compression):圧迫
- E(Elevation):挙上
※これらをどれだけ早期に行うか行わないかで治癒期間が大きく変わります!!
捻挫を起こしてしまったかな?という時に起こりうる症状
- 腫脹(痛い所が腫れぼったい感じになる)
- 疼痛(ズキズキと痛い)
- 熱感(痛めていない所と触り比べると温かい・熱い)
- 機能障害(痛めてしまった関節を曲げ伸ばしするのが困難になること)
- 発赤(痛めてしまった所や近くが皮下出血により赤く、もしくは紫色になる)
RICE処置さえキチンと行っていれば、上に書いたような症状は強く出にくくなり、治癒までに掛かる時間を短くする事が出来ます。
Rest(安静)
処置としては痛めてしまった所は使わないようにする。 捻挫をしてしまった関節を動かしてしまうと痛みが強くなったり、状態がより悪くなる場合があります。
布や専用のサポーター等で動かそうと思っても動かせない状況にするのも手段です。
Ice(冷却)
痛めた所を冷やす。
損傷してしまった箇所はそれを治そうと栄養や酸素を送る為に血が集中します。
それが腫脹になります。腫脹が強いと辛さの強さが跳ね上がってしまいます。
詳しいアイシングの方法
氷嚢があればそれに氷と水を少量入れて患部にタオルを間に一枚挟んで冷やします(挟んだタオルをそのまま巻いてしまうと楽かもしれません)。
時間も冷やしすぎも体に良くないので大体20分前後で一旦休憩しましょう。
氷嚢が無ければビニール袋に氷と水を同じように入れてタオルを必ず間に挟むようにして下さい。
Compression(圧迫)
痛めてしまった箇所を縛ったり押さえてあげる事で腫脹や出血を抑えられます。
Elevation(挙上)
痛めてしまった箇所を心臓よりも高いところに挙げる。
そうすることにより、腫れや炎症を抑え症状を和らげます。
捻挫は無理せず安静に
捻挫も痛めてしまった度合いや箇所によって治りの早さや症状の重さが変わってきます。
「このぐらいならいいか」と運動を再開してしまうと、かえって悪化してしまったり、治癒期間が長引いてしまったりと、いい事は無いのでまずは即刻運動をその場では中止しましょう。
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