外反母趾
- 足のおやゆびの付け根が痛い
- 足のおやゆびの付け根に靴ズレがよく起きる
- 足のおやゆびがまっすぐよりもひとさしゆびに近い
- 歩く時に後ろ足が前に行くときにつま先立ちのようになれない。
- 靴を選ぶ時に横幅も気にして選ぶ事が多い
- ヒールのある靴を履くと痛いがそうで無い時は痛みが無い(もしくは少ない)
- 足のおやゆびがひとさしゆびに乗っかっている、または下に入っている
外反母趾って何?
外反母趾(がいはんぼし)は女性に多い疾患として知られてきましたが、最近は男性も外反母趾で悩んでいる方も少なくありません。
外反母趾とは足のおやゆびがひとさしゆび側に倒れ、
爪が内側に向いてしまった状態の事を指します。
その他におやゆびの付け根が赤く腫れるようになってしまったり、
症状が進むと荷重するだけで痛みが出たり、
酷くなってしまうと足のおやゆびの付け根が脱臼状態になってしまうケースも。
そうなってしまわない為にも
外反母趾予備軍の人は予防を。
すでに外反母趾の人は症状が進行しないようにしていく必要があります。
外反母趾だと何が良くないの?
外反母趾になりかけ、なりそうな人は放置してしまうと外反母趾は進行してしまいます。
足のおやゆびの変形だけでなく、付け根の変形も段々と酷くなります。
理想的な足底の形でないと立っていたり歩く時の姿勢がアンバランスになってしまいます。
バランスが悪いと姿勢も悪くなってしまい、
腰、首、肩 背中など身体のあちこちに悪影響を及ぼしてしまうようになります。
↑の項目に少しでも思い当たりそうな人は、
肩こり、頭痛、腰痛などもこの外反母趾から引き起こされているかも知れません。
外反母趾になってしまう原因
人間の足の裏は内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチ
の三つの弓なりの構造で成り立っています。
この中でも内側縦アーチと呼ばれる場所が弱ってしまうと、外反母趾になりやすくなってしまいます。
内側縦アーチとは、踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第一中足骨から成ります。
その一番上に位置するのが舟状骨になります。
内側縦アーチのおかげで歩いたり走ったりする際の地面からかかる突き上げるような衝撃と自分の体重が上から足の裏にかけてかかるのでその衝撃を分散する役割を持っています。
アーチもただ骨から形成される訳では無く、それに付く筋肉の作用によってアーチがしっかりあるのか、アーチが弱くなってしまうのか変わってきます。
原因としては、足の使い方、生まれ持った素因など様々です。
外反母趾の人の多くは足の使い方で外反母趾が進行してしまいます。
生まれたての赤ちゃんの足の裏をみると、
殆どが土踏まずが備わっていない状態です(いわゆる扁平足の状態)。
歩いて行くようになり足の裏の筋肉が発達していくと
土踏まずが形成されるようになります。
歩く際に靴下をはいて、靴で歩いているとつま先の握る筋肉を使わなくなってしまいます。
この足の裏の筋肉が弱いと、
足のアーチの形成が足りなくなり外反母趾を引き起こしやすくなります。
靴のサイズが合っていない、かかとの高い靴、歩く時につま先重心で移動しているなどでも外反母趾になってしまうケースも多いです。
ご自分でケアをされる場合
一般的には足底の筋肉からの原因の方の場合、緊張を軽減させてあげたり、
運動をして筋肉が動くようにしてあげると良いと言われています。
外反母趾の進行が強く、変形が強い方は足底の筋肉の運動をしてかえって外反母趾を増悪させてしまうケースもあります。
足底の筋肉を緩めてあげるのも効果的ですが、外反母趾になる方は日常生活上負担を掛けやすい足の使い方になっています。その様な方は再発、外反母趾の増悪しやすいので継続して足の裏のマッサージを行う必要があります。
サポーター着用により痛みを和らげる事もできますが、付けたサポーターがお体に合っているものを使えているのかご自身で判断されるのは難しいです。
恵和整骨院ならではの外反母趾の治療について
恵和整骨院では外反母趾の治療として、外反母趾を起こしているおやゆびそのものへのアプローチをするよりも重心の位置を改善していくのを最優先で行っていきます。
痛みや変形が起きるまでにどこが悪かったのか、何を改善していくべきかを追って治療をさせて頂きます。
正しい体の使い方、歩き方を獲得していくと外反母趾が悪化せずにすむのとかばった姿勢も取らなくなり外反母趾由来の肩こりや腰痛も抑えられます。
一番気をつけなければいけないのが外反母趾が進行し、母趾の角度がより外反しないようにする事。
治療した後に再発して痛みを起こさないようにする事です。
治療は痛みや辛さが無くなって終わりにするのではなく、繰り返し痛みが起こらないからだづくりを目指していくのを方針とさせて頂いてます。
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